ITAD(IT資産処分)とは(ITAD (IT Asset Disposition))
ひとことで:企業が使い終わったパソコン・サーバーなどを、データ消去・再販・リサイクルまで安全に処分するサービス業のこと。中古半導体の大きな供給源です。
詳しく
ITAD(アイタッド、IT Asset Disposition)は、企業や官公庁が不要になったIT機器を回収し、データを消去し、再販できるものは再販、できないものは資源として適正にリサイクルする一連の業務とその業者を指します。データセンターの更新サイクル(数年ごと)で大量のサーバー、GPU、メモリ、SSDが放出されるため、中古半導体市場の最大の供給源の1つです。ITAD業者に求められるのは、データ消去の証明(どの方式で消去し、誰が検証したか)、資産管理台帳(シリアル番号単位の追跡)、環境法規制への対応です。日本でITAD業者が機器を買い取って再販する場合、古物営業法の許可が必要になり、海外へ再販する場合は輸出規制の確認が必要です。相場サイトでは、ITAD経由の大量放出が特定型番の価格を一時的に押し下げる要因になります。
具体例
ITAD業務の主な工程:回収→資産台帳登録→データ消去(NIST SP 800-88などに準拠)→動作検査→再販またはリサイクル→証明書発行。
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