データ消去(NIST SP 800-88)とは(Data Sanitization (NIST SP 800-88))
ひとことで:中古のSSDやHDDを売る前に中のデータを復元できないようにする作業。米国の標準「NIST SP 800-88」が世界的な基準になっています。
詳しく
データ消去(サニタイズ)は、記憶装置の中身を復元できない状態にすることです。米国の標準化機関NIST(米国立標準技術研究所)が出した指針「SP 800-88 Rev.1」(2014年12月改訂)は、消去の強さを3段階に分けています。「Clear(クリア)」は上書きなどの通常の読み書き命令で消し、簡単な復元ツールを防ぐレベル。「Purge(パージ)」は暗号消去やブロック消去などで、研究所レベルの高度な手段でも復元できなくするレベル。「Destroy(破壊)」は物理的に壊して二度と使えなくするレベルです。SSDは構造上、単純な上書きでは消し残しが出ることがあるため、Purge相当の方式(SSD自身の消去コマンドや暗号消去)が推奨されます。NISTは消去後の「検証」も求めています。中古SSDを再販する業者は、どのレベルで消去し、どう検証したかを記録・証明できることが信頼の基礎になります。
具体例
NIST SP 800-88 Rev.1の3段階:Clear(論理的な上書き等)、Purge(高度な手段でも復元不能)、Destroy(物理破壊)。検証は毎回の確認と抜き取り検査の2形態を推奨。
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