RTX 5080¥315,320 ±0.0%RTX 5070 Ti¥252,250 ±0.0%RTX 5070¥154,800 ±0.0%RX 9070 XT¥129,800 ▼24.4%Ryzen 7 9800X3D¥71,208 ±0.0%Ryzen 9 9950X¥111,670 ±0.0%Core Ultra 9 285K¥105,242 ±0.0%Core i7-14700K¥68,980 ±0.0%Ryzen 7 7800X3D¥59,980 ±0.0%RTX 3060 (12GB)¥55,800 ±0.0%
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解説 › メモリ 更新 2026-10-21

DDR4とDDR5、延命ならどちらを選ぶ? 互換性・価格逆転・判断の手順

まず結論は?

「選ぶ」余地はほとんどありません。今使っているマザーボード(基板)が対応する世代しか使えないからです。 DDR4とDDR5は端子配置と切り欠きの位置が違い、差し替えできません。判断は「どちらが安いか」ではなく「今の機械に合う世代を、必要な容量だけ、いくらで確保できるか」。価格は2025年にチップ単価でDDR4がDDR5と同等〜逆転する異例の状態になりましたが、日本の店頭では2026年10月時点でも同容量ならDDR4キットのほうが安いのが実態です。DDR4機の延命はまだ経済的に成り立ちます。

そもそもDDR4とDDR5は差し替えられる?

できません。 メモリメーカーCorsairの公式解説でも、「DDR5はDDR4マザーボードとピン配置が異なる」「無理に挿すとメモリかスロットが壊れるおそれがある」と明記されています。切り欠き(基板の欠け)の位置が違うため、物理的に奥まで入りません。

注意すべきは、CPUソケットが同じでも対応メモリ世代が違う場合があること。Intel第12〜14世代Core(LGA1700)はCPU自体がDDR4・DDR5両対応で、Core i9-14900Kは「DDR5-5600とDDR4-3200に対応」と仕様にあります。しかしどちらを使えるかはマザーボード側で決まり、1枚の板に両方は挿せません。AMDのAM5(Ryzen 7000/9000)とIntelのLGA1851(Core Ultra 200S)はDDR5専用です。

価格逆転とは何が起きたのか?

TrendForce(台湾の市場調査会社)の公開資料で整理します。

原因は、大手がDDR4の生産を終えてDDR5・HBMに移る一方、DDR4を必要とする機器が大量にあり「最後の買い付け」が殺到したことです。

日本の店頭価格では今どうなっている?

チップ単価の逆転は、そのまま店頭のモジュール価格には反映されていません。AKIBA PC Hotline!の2026年10月15日の調査(9月26日〜10月10日、秋葉原の店頭価格・税込)では次のとおりです。

容量 DDR4-3200 DDR5-5600
16GB×2枚 29,980円 54,800円
32GB×2枚 84,980円(在庫少) 97,980円(平均は約127,415円)

同容量ではDDR4が安く、16GB×2枚では半額近い差です。ただしDDR4-3200 32GB×2枚は前回から約2万円(31%)上がり在庫も少なく、DDR4は「まだ安いが、急に消える・急に上がる」リスクが大きいと見るべきです。

店頭以外も含めると、いまの相場は?(セミコンチャートのデータ)

DDR4とDDR5の代表型番(1GBあたり価格つき)
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当サイト集計/出品価格は成約価格ではありません/算出方法
DDR4-3200 16GB vs DDR5-4800 16GB
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価格逆転は、推移で見るとどう見える?(セミコンチャートのデータ)

DDR4とDDR5の1GBあたり中古価格(1年)
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チップのスポット価格(DDR4 8Gb と DDR5 16Gb)
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1GBあたり中古価格の推移
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チップ価格(卸)では逆転していても、店頭のモジュール価格では差が残る、という「ずれ」を同じ画面で見られるようにしています。

延命の判断はどの順番で考える?

  1. 今の機械の対応世代を確定する。 マザーボードの仕様書で「DDR4」か「DDR5」か、最大容量、対応速度を確認します。CPUではなくマザーボード側で見ます。
  2. 必要な容量を決める。 延命の目的に対して最低いくら必要かを決め、足りない分だけ買います。
  3. 既存メモリとの組み合わせを確認する。 速度・ランク(モジュール内のチップのグループ数)・電圧がそろわないと、遅いほうに合わせられるか起動しないことがあります。
  4. DDR4機なら「今のうちに確保」を検討する。 新品DDR4は供給が細りEOLが進んでいます。中古も含めて早めに押さえるのが合理的で、「取得難易度」が上がっている型番は特に急ぎます。
  5. DDR5機なら速度で節約する。 店頭調査では同じ32GB×2枚でもDDR5-4800とDDR5-6000で3万円以上の差。延命目的ならマザーボードが保証する標準速度(JEDEC定格)で十分な場合が多いです。
  6. 「丸ごと更新」と最後に比較する。 メモリ代が本体の中古相場に近づいたら、DDR5対応の中古機への乗り換えのほうが安い可能性もあります。

FAQ

Q1. DDR4のマザーボードにDDR5は絶対に挿せない? 挿せません。切り欠きとピン配置が異なり、無理に押し込むと壊れます(Corsair公式解説)。

Q2. 同じLGA1700のCPUなら、DDR4板からDDR5板に替えればメモリだけ移行できる? CPUは使い回せますが、メモリは移行できません。DDR5板に替えるならメモリも新たにDDR5を買う必要があります。

Q3. DDR4は今後もっと高くなる? TrendForceは2026年にDDR4の供給が急減し、1Gbあたりの単価が最も高くなると予測しています(2025年12月31日)。ただし店頭のモジュール価格は需給で動くため、断定はできません。

Q4. DDR5には必ずECCが付いていると聞いたけど本当? DDR5にはチップ内部でエラーを直す「オンダイECC」が標準で入っていますが、モジュール全体を守る従来のECCとは別物です。サーバー用途で必要なECCは、対応CPU・対応マザーボード・ECC対応モジュールの3つがそろって初めて機能します。

Q5. 中古メモリを買うとき、何を確認すればいい? 世代(DDR4/DDR5)、形(UDIMM/RDIMM/SODIMM)、容量、速度、ランク、ECCの有無、動作保証の有無です。サーバー解体品のRDIMMは安く出回りますが、一般のデスクトップでは動きません。

出典

売る・調達する・処分の相談型番や数量が未確定でも大丈夫です

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