DRAMキャッシュレス(DRAMレス)とは(DRAM-less SSD)
ひとことで:SSDの中にデータの「地図」を置くためのDRAMを省いた、安価なタイプ。小さなファイルを大量に扱う作業では遅くなることがあります。
詳しく
SSDの多くは、どのデータがどのNANDセルに入っているかの対応表(マッピングテーブル)を、専用のDRAMチップに置いています。DRAMレスSSDはこのDRAMを省いてコストを下げ、代わりにパソコン本体のメモリの一部を借りる仕組み(HMB:Host Memory Buffer)やNAND上に表を置く方式を使います。連続読み書きの数字は上位モデルと近いことも多いですが、小さなファイルをランダムに大量に読み書きする作業や、空き容量が少ない状態では性能が落ちやすいです。業務用途やサーバーには向きません。2025〜2026年のDRAM高騰で、SSDメーカーはDRAM調達コストの上昇にも直面しており、TrendForceは「企業向けSSDの生産は内部に必要なDRAMの供給にも制約される」と指摘しています。
具体例
DRAM搭載の例:Samsung 990 PRO 2TBは2GBのLPDDR4をキャッシュとして搭載。