Turingとは
Turingは、NVIDIAが2018年8月に発表したGPUのアーキテクチャです。光の反射をリアルに計算する「RTコア」と、AIの計算をする「Tensorコア」を、ゲーム向けのGPUに初めて組み合わせました。GeForce RTX 20シリーズなどに使われています。
| メーカー | nvidia |
| 発表年 | 2018 |
| 製造プロセス | TSMC 12nm FFN |
主な変更点
- レイトレーシング専用のRTコアを初搭載
- ゲーム向けGPUにTensorコアを搭載しDLSSに対応
- TU102は186億トランジスタ、TSMC 12nm FFN工程
- GDDR6メモリに対応
- メッシュシェーディングに対応
Turing(チューリング)は、NVIDIAが2018年8月13日のSIGGRAPH(コンピューターグラフィックスの学会)で発表したGPUのアーキテクチャです。名前は、コンピューター科学の基礎を作ったアラン・チューリングからとられています。 いちばん大きな変化は、レイトレーシング(光が物に当たって反射する様子を計算して、本物のような映像を作る方法)を速く処理する専用の回路「RTコア」を初めて入れたことです。NVIDIAは、毎秒最大100億本の光線を計算できると発表しました。さらに、AIの計算をする「Tensorコア」も入り、AIで映像をきれいにするDLSSが使えるようになりました。 上位チップのTU102は186億個のトランジスタを持ち、TSMCの12nm FFN工程で作られています。メモリには高速なGDDR6を使っています。 代表的な製品は、GeForce RTX 2080 Ti、RTX 2080、RTX 2070、RTX 2060、仕事用のQuadro RTXシリーズ、データセンター向けのT4などです。また、GeForce GTX 16シリーズもTuring世代ですが、RTコアを持たないなど機能が絞られています。 中古で見るときは、同じTuring世代でも「RTX 20」と「GTX 16」でレイトレーシングへの対応が違う点に注意しましょう。発売から年数がたっているので、ファンや冷却の状態も確認するとよいです。
前後の世代
このアーキテクチャの型番
NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER
2019年10月29日
NVIDIA GeForce RTX 20602019年1月15日
NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER2019年7月9日
NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER2019年7月9日
NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER2019年7月23日
NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti2018年9月20日
NVIDIA GeForce GTX 16502019年4月23日
NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti—
NVIDIA T4—
NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER—
NVIDIA GeForce GTX 1660—
NVIDIA GeForce RTX 2070—
NVIDIA GeForce RTX 20802018年9月20日
NVIDIA Quadro RTX 5000—
NVIDIA T400—